分岐回路の種類 20A 配線用遮断器 直径 2.0mm 若しくは 2.6mm(断面積 3.5mm2 若し30A 配線用遮断器 直径 2.6mm(断面積 5.5mm2) 40A 配線用遮断器 直径 3.2mm (断面積 8.0mm 2) 〔備考 1〕20A 配線用遮断器を施設する場合には,将来の電気自動車等の大型化への対応のため 2.6mm(断面積 5.5mm2)とするのがよい。 〔備考 2〕最大連続充電電流は,分岐開閉器の定格電流の 80%を超えない値を示した。 〔備考 3〕40A 配線用遮断器の配線による場合,配線と充電設備は直接接続すること。 〔備考 4〕最大連続充電電流が 32A を超過する場合は,最大連続充電電流の 1.25 倍で直近上位の定格電流を有する配線用遮断器,その配線用遮断器に対応した配線太さとし,配線と充電設備は直接接続すること。 くは 5.5mm2) 配線太さ(銅線) コンセントの 定格電流 15A 20A 30A - 最大連続 充電電流 15A 16A 24A 32A - 53 - でも対応可能な位置に設置する。ただし,この場合,停車位置の自由度を大きくするため,また ,縦列駐車時の切換スペースのため,駐車スペースがかなり大きめとなる。 3) その他の留意点 ・見通しのきく場所にする。 ・標識,看板などで設置場所をわかりやすくする。 ・極力電気自動車専用の駐車スペースとし,一般車が停まらないようにする。 ・歩行者の邪魔にならない場所にする。 ・充電時は音が発生するので,周辺環境(住宅などの近くを避ける)に配慮する。 ・充電器のケーブル長を考慮する。 ・充電器の保守・メンテナンススペースを確保する。 4.3.2 充電用コンセントの性能要求 (1) 分岐回路における配線太さとコンセントの定格電流 配線は専用回路とし,表 4.3.1 により施設する。 (内線規程 3597-4②参照) 表 4.3.1 分岐回路の種類における配線太さとコンセントの定格電流の選定 (2) 充電用コンセントの選定 充 電 用 コ ン セ ン ト を 施 設 す る 場 合 は , 表 4.3.2 に よ り 選 定 す る こ と 。( 内 線 規 程3597-5③参照) 図 4.3.3 充電器の設置例 2
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