電気自動車用充電設備に係る電気設備の設計・施工ガイド
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銅 〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃23.55.58142238506080〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃3.3 保護設備 1.2523.55.55.51422303038- 36 - 接地する機械器具の金属製外箱,配管などの低圧電路の電源側に施設される過電流遮断器のうち最小の定格電流の容量2030501001502004006008001,0001,200A以下 1.6〃 1.6〃 2.0〃 2.6〃〃〃〃〃〃〃〔備考 1〕この表にいう過電流遮断器は,引込口装置用又は分岐用に施設するもの(開閉器が過電流遮断器を兼ねる場合を含む。)であって,電磁開閉器のような電動機の過負荷保護器は含まない。 〔備考 2〕分電盤又は配電盤であって,その電源側に過電流遮断器が施設されていない場合は,分電盤又は配電盤の定格電流により 1350 - 3 表を適用する。 〔備考 3〕コード又はキャブタイヤケーブルを使用する場合の 2 心のものは,2 心の太さが同等であって,2 心を並列に使用する場合の 1 心の断面積を示す。 〔備考 4〕この表の算定の基礎については,内線規程資料 1-3-6 を参照のこと。 一 般 の 場 合mm以上〃〃〃2 m㎡以上 2.62.622.63.53.25.514 m㎡以上8221438226038608010060125100接  地  線  の  太  さアルミmm以上 1.25 m㎡以上 0.75 m㎡以上〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃移動して使用する機械器具に接地を施す場合において可とう性を必要とする部分にコード又はキャブタイヤケーブルを使用する場合2心を接地線として使用する場合の1心の太さ単心のものの太さ本項では,充電器に係る地絡保護,雷保護について規定する。 解 説 充電器は,屋側又は屋外への設置が想定されるため,地絡保護や雷保護 を考慮する必要がある。また,使用の状況から感電保護を考慮する必要がある。 3.3.1 地絡保護 地絡保護は,対地電圧レベルに応じた保護接地施設及び充電部と人体または非充電金属部の接触防止を主たる保護手段とし,漏電遮断器等の施設を付加的保護手段とする。 (1) 保安用接地 イ.充電器には接地工事を施す。使用電圧が 300V 以下のものは D 種接地工事とし,300Vを超える場合は C 種接地工事とする。(内線規程 1350-2 参照) C 種又は D 種接地工事の接地線の太さは表 3.3.1 による。(内線規程 1350-3 参照) ロ.定格感度電流 100mA 以下・動作時間 0.5 秒以下の漏電遮断器が設置される場合,接地抵抗値を 500Ω以下として C 種・D 種接地工事を共用してもよい。(内線規程1350-1 参照) ハ.漏電遮断器で保護されている回路と保護されていない回路の接地は共用しないこと。ただし,接地抵抗値が 2Ω以下の場合は,この限りでない。(内線規程 1350-13参照) 表 3.3.1 C 種又は D 種接地工事の接地線の太さ(内線規程 1350-3 表参照)

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