Mode2 充電 Mode3 充電 (EV 充電スタンド) 【注 記 】※1~※ 4 に つ いて は ,日 本 配線 シ ステ ム 工業 会「EV 普 通充 電用 電 気設 備 の施 工 ガ イド ラ イン ( 表5 - 1)」を参 照 普通充電設備の種類 15Aコンセント回路(100V) 20Aコンセント回路(200V) 30Aコンセント回路(200V) 定格出力 16A を超え24A 以下 定格出力 24A を超え30A 以下 定格出力 24A を超え32A 以下 連続充 電電流 ≦12A ≦16A ≦24A ≦24A ≦30A ≦30A ≦32A 適用分岐回路遮断器 2P1E 20A ELCB 2P2E 20A ELCB 2P2E 30A ELCB 2P2E 30A ELCB 2P2E 40A ELCB 電線の 最小太さ 2.0mm 銅線 3.5mm2 銅線 充電器の 入力遮断器 2.6mm 銅線 5.5mm2 銅線 - 2P2E 30A MCCB - 3.2mm 銅線 8.0mm2 銅線 施設方法 (※1) 方式 A (※2) 方式 B (※3) 標準方式 (※4) - 33 - 過電流遮断器の定格電流 充電器の定格電流の 1 倍以上 1.3 倍以下 (直近上位の過電流遮断器の定格電流以下) 充電器の定格電流の 1.25 倍以上 充電器の定格電流の 1 倍以上 b.過電流遮断器の選定 イ.過電流遮断器の定格電流は,電線の許容電流以下とする。 ロ.負荷の定格電流が 50A 以下の場合の過電流遮断器の定格電流,充電器及びコンセントの定格電流,電線の太さは表 3.2.11 による。 ハ.負荷の定格電流が 50A を超える場合は,過電流遮断器の定格電流が負荷の定格電流の 1.3 倍(直近上位の過電流遮断器の標準定格)を超えないようにする。(電技解釈第 149 条 2 項) ニ.連続負荷(常時 3 時間以上連続して使用されるもの)を有する場合は,負荷の定格電流が過電流遮断器の定格電流の 80%を超えないようにする。ただし過電流遮断器が熱動式以外の場合はこれによらなくてもよい。(内線規程 3605-3) ホ.過電流遮断器に必要な遮断容量を持つこと。(電技解釈第 33 条 1 項) 解 説 イ.急速充電器は一般的に充電電流が 50A を超えることから,過電流遮断器の定格電流が負荷の定格電流の 1.3 倍(直近上位の過電流遮断器の標準定格)を超えないようにする。 普通充電器においては通常長時間の充電が行われることから,過電流遮断器が熱動式の場合はこれを考慮し,定格電流を充電器の定格電流の 1.25 倍以上とする(表 3.2.12参照)。 充電器の種類 過電流遮断器の種類 急速充電器 普通充電器 ロ.普通充電 器は高容量の連続負荷であること。また,将来の電気自動車の容量増を考慮し,15 ~20A 分岐回路においても導体の直径 2.6mm 以上又は断面積 5.5 ㎡以上の絶縁電線又はケーブルを使用することとする。 表 3.2.11 分岐回路の定格電流に応じた電線太さ 表 3.2.12 充電用回路の過電流遮断器の種類と定格電流 - 熱動式 熱動式以外
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